テレワーク【2】 メリットとデメリット
2020年04月28日(火)
大型台風の到来時にも言われていましたが、今回の感染症対策で、さらにテレワークが広く認知されるようになりました。
では、主なメリット・デメリットを、企業側・従業員側の両面から確認しましょう。
企業側のメリット
「災害時に事業を継続しやすく、早期復旧もしやすい」
「オフィスでの感染症の拡大を防ぐことができる」
「資料の電子化や業務改善の機会となった」
「従業員の育児や介護による離職を防ぐ」
「優秀な人材の雇用継続、確保につながる」
など
従業員側のメリット
「感染症対策として、通勤による感染の不安がない」
「家族と過ごす時間や趣味の時間が増えた」
「保育園の登園準備や送迎に、時間がかけられるようになった」
「自律的に仕事を進めることができる能力が上がった」
など
デメリット
「コミュニケーションがとりにくい、相手の反応が見えない」
「孤独感を感じやすい」
「労働時間管理がしにくい(こっそり長時間労働リスク)」
「セキュリティが甘くなる(情報漏えいリスク)」
「プライベートとの区切りが難しい(業務への注意散漫リスク)」
「運動不足、健康管理への不安」
など
感染症対策として、待ったなしの導入となったケースもあると思います。
ただ、テレワークにはほかにも様々なメリットがあります。
全体像を把握して、さらに適切なしくみを整えることで、事業の継続によりよい効果がでるようにしていきたいですね。
あおい社会保険労務士法人では、社内ルールづくりのコンサルティング、就業規則や労使協定の作成や変更をお受けしています。
テレワークの導入・運用にあたって、何から取り組めばよいのか、どのようなルールが必要なのか、どのような助成金が活用できるのかなど、ぜひご相談ください。
社会保険労務士 金久保眞理