労働基準監督官 来年度100人増員へ(1)
2017年08月23日(水)
『労働基準監督官』とは、政府が、長時間労働や賃金未払いなどを調べる業務を行う公務員です。
政府は来年度、この労働基準監督官を100人増員する方針を固めたことが、23日までに分かりました。
『働き方改革』は、長時間労働対策を大きな柱とし、罰則付きの残業規制を設けて、違法な長時間労働の取り締まりに向け体制を強化する方向です。
労働基準監督官を増員することは、そのための準備といえるでしょう。
でも、変えなければいけないのは目先の「長時間労働」だけなのでしょうか。
「長時間労働の制限・取り締まり」は、慣習や意識を変えるきっかけのひとつに過ぎません。
何か制限された状態のほうが、発見やひらめきは多いといいます。
自分の中の「あたりまえ」や「~でなければならない」を改めて自問し、心から大切にしたいものが見えてきたとき、本当の『働き方改革』になっていくような気がします。
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【2017年3月1日】リーフレット『労働時間の適正な把握のために使用者が講ずべき措置に関するガイドライン』
【2017年2月27日】勤務間インターバル
【2017年2月14日】ユースエール認定
【2017年1月30日】労働時間の適正な把握のために使用者が講ずべき措置に関するガイドライン
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