36協定(2) 残業は法律違反?
2017年07月26日(水)
前回、【労働時間】 原則:法定労働時間は1週間40時間、1日8時間、と書きました。
え?じゃあ法定労働時間を超えたら違法になってしまうの?と思った方もいるでしょう。
そこで今回のテーマこれ。
【残業は法律違反?】
そう、単純に何も手続きをせずに法定労働時間を超えた場合、違法状態に該当する可能性があります。
でも現実として、業務の繁閑や突然のトラブル等はあって当然ですよね。
この違法になり得る状態を適法にするのが、労働基準法36条に規定されている労使協定、
『36協定』(サブロクキョウテイ)
と呼ばれているものです。
過去のブログ
【2018年 8月20日】36協定(10)特別条項と新様式案
【2018年 6月 5日】36協定(9)延長時間の限度
【2018年 6月 1日】36協定(8)一定期間の区分
【2018年 5月29日】36協定(7)時間外労働をさせる必要のある具体的事由、業務の種類
【2018年 5月25日】36協定(6)必要な協定事項
【2017年10月23日】36協定(5)事業場ごとに締結
【2017年10月 6日】36協定(4)労働者の代表者とは
【2017年 8月26日】36協定(3)労働者と使用者の間で
【2017年 7月26日】36協定(2)残業は法律違反?
【2017年 7月24日】36協定(1)労働時間
金久保 眞理
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