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職場のパワーハラスメントに関する実態調査

「職場のパワーハラスメントに関する実態調査」の報告書は、昨年4月に厚生労働省から公表されたものですが、改めて内容を確認してみたいと思います。

http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000163573.html

 

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【調査結果のポイント】(抜粋)

(1)パワーハラスメントの発生状況

・パワーハラスメントに限らず、従業員の悩み、不満、苦情、トラブルなどを受け付けるための相談窓口で相談の多いテーマは、パワーハラスメントが32.4%と最も多い。

 

(2)パワーハラスメントの予防・解決に向けた取組状況

・パワーハラスメントの予防・解決に向けた取組を実施している企業は52.2%。相談窓口を設置している企業は73.4%。

 

(3)パワーハラスメントの予防・解決に向けた取組の主な効果

・パワーハラスメントの予防・解決に向けた取組を行っている企業で働く従業員は、パワーハラスメントを受けたと感じる比率や、パワーハラスメントにより心身への影響があったとする比率が、取り組んでいない企業で働く従業員に比べて低い。

また、職場環境が変わる、コミュニケーションが活性化するという効果が得られるほか、「休職者・離職者の減少」、「メンタル不調者の減少」などの付随効果が得られる。

 

(4)パワーハラスメントの予防・解決に向けた取組の主な課題

・パワーハラスメントを受けた経験が一度であっても、怒りや不満、仕事に対する意欲の低下などの心身への影響が多く見られる。また、不眠、休み、通院、服薬などのより深刻な心身への影響は、パワーハラスメントを受けた回数が多くなるほど、比率が大きく高まる。

・パワーハラスメントを受けたと感じた者が、「何もしなかった」と回答した比率は40.9%であり、その理由として「何をしても解決にならないと思ったから」、「職務上不利益が生じると思ったから」と回答した比率が高い。

 

http://www.mhlw.go.jp/file/04-Houdouhappyou-11208000-Roudoukijunkyoku-Kinroushaseikatsuka/0000163752.pdf

 

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「パワハラを受けた経験が一度でも、心身への影響が多くみられる」というのが気になりました。お互いが良い環境で能力を最大限に発揮できるよう、コミュニケーションを含めて丁寧に対応していくことが大切となってきています。

 

過去のブログ

   【2018年4月4日】   パワハラ対策、何から始める?

   【2018年3月29日】 パワハラとは何だろう?

   【2016年7月22日】 「パワーハラスメント対策導入マニュアル」(第2版)

   【2016年3月14日】マタハラ被害2割超

   【2015年8月24日】パワハラ対策 企業の現状

 

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