「やりがい」と「転職時に重視するもの」との関係
2016年12月14日(水)
先日、当ブログで『仕事のやりがい・成果の影には「感謝の言葉」の有無が影響』という記事を書きました。
確か以前にそれに関する調査があったような・・・と思い、改めて探してみると、昨年夏、総合求人・転職支援サービス「エン転職」を運営するエン・ジャパンが、同サイトの利用者8,156名を対象に「仕事のやりがい」について調査を実施したものが見つかりました。
その記事のタイトルは『仕事にやりがいを感じていない人ほど、転職では「給与」「勤務地」を重視』。
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(以下抜粋)
仕事のやりがいを感じているか尋ねたところ、48%がやりがいを「感じていない」、39%が「感じている」と回答した。やりがいを感じていない人の方が感じている人を上回っている。
仕事のやりがいを感じている人に、やりがいを感じる瞬間を聞くと、もっとも多かったのは「お礼や感謝の言葉をもらったとき」(61%)だった。受け手からの肯定的な反応が、仕事のモチベーションに結びついているようだ。
やりがいを感じている人が転職先を決める際に重要視したものは
「自分がやりたい仕事かどうか」(60%)
「自分の経験や知識が活かせる仕事かどうか」(53%)
など、仕事内容そのものへの興味・関心で仕事を選んでいる。
一方、やりがいを感じていない人は「給与額」(48%)、「勤務地」(47%)といった条件項目を上位に挙げる人が多かった。
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前回の記事の調査結果と合わせて考えると、同僚・先輩・後輩など、仕事をしていく中での感謝の言葉が、ひとりひとりの仕事のモチベーション・やりがいにつながり、結果として仕事内容そのものへの興味・関心を持った人材となる傾向がある、といえます。
感謝の言葉を伝えるためには、まず自分を知り、相手を知って、お互いを認め合うことが大切ですね。
過去のブログ
【2016年12月1日】仕事のやりがい・成果の影には「感謝の言葉」の有無が影響
【2016年3月1日】パートタイム労働者雇用管理改善セミナー
【2015年11月9日】平成26 年「就業形態の多様化に関する総合実態調査」
【2015年1月22日】ワーク・ライフ・バランス
金久保 眞理
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