「過重労働解消相談ダイヤル」・「労働条件相談ほっとライン」の相談結果を公表
2014年11月12日(水)
厚生労働省では、「過重労働解消キャンペーン」の一環として11月1日に「過重労働解消相談ダイヤル」を実施しました。また、9月1日から平日夜間・土日には「労働条件相談ほっとライン」を設置しており、今回、その相談結果をまとめ、公表しました。
「過重労働解消相談ダイヤル」には280件の相談が寄せられ、「労働条件相談ほっとライン」には11月1日までの約2か月間に3,142件の相談が寄せられ、これらの相談の中で、特に多かったのが長時間労働・過重労働や賃金不払残業に関する相談だったそうです。
寄せられた相談のうち、労働基準関係法令上、問題があると認められるケースについては、労働基準監督署に情報提供を行い、監督指導を実施するなど、必要な対応を行っていくようです。
相談結果の概要(「過重労働解消相談ダイヤル」と「労働条件相談ほっとライン」の総計)
相談件数 3,422件
【相談内容】
賃金不払残業 588件
長時間労働・過重労働 444件
この結果を見ると、従業員の時間管理が大事だということがわかります。
仕事の流れなどを見直し、無駄な仕事を削り、必要なところには正しい賃金を支払うようにしましょう。
また、年に一回(業務によっては6ヵ月に一回)の健康診断を受けさせ、必要な場合は面談するなど、従業員の健康管理に努めるようにしましょう。
過去の記事
【10/31】「過重労働解消相談ダイヤル」の実施
【10/23】過重労働解消キャンペーン
【10/22】平成26年11月1日から「過労死等防止対策推進法」が施行
【10/21】厚生労働省内に「長時間労働削減推進本部」
板垣ゆりか
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