年次有給休暇 取得のルール
2016年01月25日(月)
皆様の会社では、年次有給休暇(以下、有給と言います。)取得のルールを明確化しているでしょうか?
有給は労働者に与えられている権利で、入社から6ヵ月経過すれば法律上発生します。取得の申出があれば、余程の事情が無い限り、希望の取得日に取ってもらうことになります。
もし、何らかの事情で欠勤した従業員が、後日「この日は有給でお願いします」と言って来たら、どう対応されますか?
A君ならOKだけど、B君はダメ、とか、前回はダメだったけど、今回はいいことにする、等、対応がまちまちだと、従業員の不満につながる恐れもあります。
有給の取得ルールを職場で明確化し、できれば就業規則等に明記する等して、共通認識としておくことが大事だと思います。
ルールに則って対応することにより、混乱を防ぐことができるでしょう。
また、人によって有給に対する考え方は様々です。
有給なんて何だか申し訳なくて使えない、という人もいるでしょう。
自分に与えられた権利なんだから、全部使わないと損だ、と考える人もいるでしょう。
このように、様々な考え方をする人がいることを踏まえつつ、法律を理解し、ルールを考える必要があると思います。
次回、有給の計画付与についてお話します。
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【2015年3月19日】働き方・休み方改善指標
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板垣ゆりか
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