ストレスチェック制度 導入前の準備
2015年07月21日(火)
それでは、ストレスチェック制度を導入するには何をしたらよいのでしょう?
導入前の準備を確認してみましょう。
(1)会社として「メンタルヘルス不調の未然防止のためにストレスチェック制度を実施する」旨の方針を示します。
(2)事業所の衛生委員会で、ストレスチェック制度の実施方法などを話し合います。
話し合う必要のある事項の主なものとしては、以下が挙げられます。
・ストレスチェックは誰に実施させるのか
・ストレスチェックはいつ実施するのか
・どんな質問票を使ってストレスチェックを実施するのか
・どんな方法でストレスの高い人を選ぶのか
・面接指導の申出は誰にすればよいのか
・面接指導はどの医師に依頼して実施するのか
・集団分析はどんな方法で行うのか
・ストレスチェックの結果は誰が、どこに保存するのか
(3)衛生委員会で話し合って決まったことを、社内規程として明文化します。そして、すべての労働者にその内容を知らせます。
(4)実施体制・役割分担を決めます。
衛生委員会は毎月1回以上の開催が義務付けられているものですが、上記の通り、ストレスチェック制度導入に向けては、話し合わなければならないことがたくさんあります。
ストレスチェック自体は、2015年12月1日から2016年11月30日までの間に1回目を実施することとなりますが、導入準備は早い段階から進めておくことが必要だと思われます。
過去のブログ
【2015年7月16日】ストレスチェック制度の導入
【2015年6月22日】パワハラ対策導入マニュアル
【2015年5月25日 】マイナンバー導入チェックリスト
【2015年2月17日 】ストレスチェック制度の概要と流れ
【2014年12月22日 】ストレスチェック制度に関する検討会報告書まとめ
板垣ゆりか
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