最近「同一労働同一賃金」という言葉をよく耳にします。
一億総活躍社会の実現へ向けて、非正規労働者の待遇改善を目指した施策として考えられているものですが、実態はどのようなものなのでしょう。
読んで字のごとく、「同じ仕事なら同じ賃金を支払う」のが同一労働同一賃金です。
現在この考え方の対象となっているのは、正社員と非正規の待遇についてですが、正社員と非正規の賃金をまったく同じにするというのは可能なのでしょうか。
まったく同じにする、というのは政府の考えではないようです。
世界各国でも正社員と非正規の賃金には格差がないわけではありません。しかし、欧州と比較すると、正社員と非正規の賃金格差が大きいのが日本の特徴で、そこを縮めていく、というところを目標としているようです。
具体的な内容については、まだ何も発表されていない段階ですが、日本の雇用慣行を考慮に入れたうえで、まずは通勤手当や出張旅費などを同額にするよう求め、所得格差を縮めるというところから始めるのではないか、ということです。
早ければ2016年度中に導入する、という報道も出ており、注目していきたいところです。
