新卒学生の「就職観」とは
2021年04月30日(金)
2021年4月21日、株式会社マイナビより、「マイナビ2022年卒大学生就職意識調査」を公表されました。
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2022年卒学生の就職観は、「楽しく働きたい」が最多で34.8%(前年比1.0pt減)だった。
前年からの変化が最も大きいのは「人のためになる仕事をしたい」で15.2%(前年比1.5pt増)だった。
これまでも経済状況の悪化や大きな災害等が起こった際には「楽しく働きたい」が減少し、「人のためになる仕事をしたい」が増加傾向になっている。
企業を選択する場合にどのような企業がよいかを聞いたところ、「安定している」が42.8%(前年比4.5pt増)と最多で、2001年卒調査以降で最も高い割合になった。
(HPより抜粋)
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明るい社会人生活へのあこがれ、誰かの役に立ちたい、熱意にあふれて社会人としての第一歩を踏み出す様子が感じられますね。
可能性にあふれた人材が、今まで知り得なかった「実社会」を知り、さらに多くの能力を身に着け、その志を実現できるよう挑戦していってほしいと思います!
ただ、誰しも経験があるように、一朝一夕にはいかないことでしょう。
理想と現実とのギャップに驚き、無力さを感じたり、失望したり、あるいは憤りを感じることもあるかもしれません。
新社会人が「現実とのギャップ」にぶつかるのは今までも言われてきたことですが、厳しい社会情勢の中、向上への意識はより強くなり、その反動は大きくなる可能性もあります。
また、コロナ禍で、その気持ちをうまく吐き出す「リアルなコミュニケーションの場」を得にくいのが現状です。
一緒に歩む気持ちでお互いに声をかけあい、このような状況下でも、思いやりの気持ち、理解したいという気持ちを伝えあっていきましょう!
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社会保険労務士 金久保眞理