『テレワークガイドライン』(厚生労働省)パンフレット
2021年03月31日(水)
厚生労働省は2021年3月25日、「テレワークの適切な導入及び実施の推進のためのガイドライン」を改定を公表しました。
この中で気になったことをピックアップ!
『一般にテレワークを実施することが難しい業種・職種であっても、個別の業務によっては実施できる場合があり、管理職側の意識を変えることや、業務遂行の方法の見直しを検討することが望ましい。』
そう、「できない!」「ムリ!」と言ってしまうのは簡単ですが、意外とできることがあるかもしれません。感染症対策だけでなく、いま一度業務の棚卸をすることで、ムダ業務が省くことにつながることも期待できますね。
『オフィスに出勤する労働者のみに業務が偏らないよう、留意することが必要。』
とはいえ、現場でなければ、出勤しなければできない、ということもあります。見えないからこそ、意識的な配慮や声がけが本当に大切です!
『費用負担の取扱いは様々であるため、労使のどちらがどのように負担するか等についてはあらかじめ労使で十分に話し合い、企業ごとの状況に応じたルールを定め、就業規則等において規定しておくことが望ましい。』
テレワークが一般的になるとともに、あらわれてくることも多い「お金」の問題。
通勤費、光熱費、機器はどうするか・・・
あらかじめ決めておき、必要に応じて変更していくことで、むだな費用かけないようにするとともに、従業員が負担に思うことのない内容にしていきたいですね。
2021年5月13日(16:00~17:30)の『あおい塾』では、新しくなったテレワークガイドラインはもちろん、便利でカンタンなデジタルツールもご紹介!ぜひご参加ください!
社会保険労務士 金久保眞理