AI(人工知能)が職場にもたらす影響に関する調査
2018年02月28日(水)
2月16日、日本労働組合総連合会は『AI(人工知能)が職場にもたらす影響に関する調査』を公表しました。
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(以下抜粋)
第4次産業革命に代表されるAI(人工知能)等情報通信技術の進展により、定型労働に加えて非定型労働においても省人化が進展することが予測され、従来型のホワイトカラーの仕事が大きく減少していく可能性も高いと言われています。
そこで、労働者がAIについてどのようなイメージを持っているのか、また、AIが職場環境、働き方、労働条件へどのような影響を及ぼすと考えているのかを把握するため、調査を実施し、全国の20歳以上の働く男女1,000名の有効サンプルを集計しました。
◆“AI”の認知率は約9割
◆AIのイメージ 1位「記憶力や情報量が多い」2位「ミスが少なく正確」3位「複数の事象を把握・対応できる」
「臨機応変な対応ができる」「創造性がある」とイメージした人は4割未満
◆AI導入で「自分の仕事が変わる」と3人に2人が予想
◆AIの導入で仕事は楽になる?それとも負担が増える? 4割半ばが「仕事が楽になる」と予想
◆AIが導入されたら現在のスキル・知識で対応できる? 「できると思う」3割強 「できないと思う」7割弱
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AIがどのようなものかが約9割に認知され、導入されれば何かすごいこと起きることは予想しているけれど、現在の自分のスキル・知識では対応できないと考えている人が7割にものぼることがわかりました。
活用にあたっては、業種によって活用の向き・不向きがるかもしれませんが、1990年代にパソコンが導入・普及された時期もそうだったように、自社で活用することでによる将来性を見込んだらいち早く検討・勉強・活用していくことが、個人のみならず企業全体の飛躍につながっていく気がします。
金久保眞理
無期転換コンサルティング
就業規則の見直し