労働基準監督官 来年度100人増員へ(2)
2017年09月13日(水)
前回「労働基準監督官 来年度100人増員へ(1)」で、労働基準監督官増員へ向けた政府の動きについて書きました。
長時間労働対策は重要な課題です。
でも、できた時間で何をするのでしょうか。
例えば、家族が高熱を出したとき、病院に連れて行き、安心して休ませてあげられること。
自分の体調の異変を感じたとき、手遅れになる前に治療ができること。
子どもの大事な学校行事があるとき、「行くよ」と言えること。
地域のための活動をして、住んでいる街を、心地よい挨拶の響く場所にすること。
何かとひたむきに向き合うこと。
そんなあたりまえのことに時間を使えなくなっているのが、今の状況かもしれません。
できた時間の使い方を、誰かに踊らされてしまわないように。
自分の「大切なもの」を自覚し、周囲の人たちの「大切なもの」もできるだけ尊重できるように。
そんな意識に変わっていくことが、『本当に意味のある長時間労働対策』であり『未来を描ける働き方・休み方改革』につながっていくような気がします。
あなたにとって大切なものは何ですか?
過去のブログ
【2017年8月23日】労働基準監督官 来年度100人増員へ(1)
【2017年7月3日】固定残業制
【2017年3月1日】リーフレット『労働時間の適正な把握のために使用者が講ずべき措置に関するガイドライン』
【2017年2月14日】ユースエール認定
【2017年1月30日】労働時間の適正な把握のために使用者が講ずべき措置に関するガイドライン
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