ニッポン一億総活躍プラン
2016年07月20日(水)
「ニッポン一億総活躍プラン」が閣議決定されています。
一億総活躍社会とは、女性も男性も、お年寄りも若者も、一度失敗を経験した方も、障害や難病のある方も、家庭で、職場で、地域で、誰もが活躍できる全員参加型の社会、とのことです。
「ニッポン一億総活躍プラン」が取りまとめられた背景には、多くの先進国で、少子高齢化下での経済の持続的な成長が課題となっている今、日本が先駆けて課題克服に向けて動き、日本型モデルを世界に発信していきたい、という狙いがあるようです。
この中で、3つの目標として掲げられているのが次のとおりです。
・名目GDP600兆円の実現
・希望出生率1.8の実現
・介護離職ゼロの実現
経済成長することにより、労働力不足の原因となっている出生率の低下・介護離職等への支援を強化するための財源とし、そのことが経済成長をさらに加速させる、という「成長と分配の好循環」を生み出す新たな経済社会システムが提示されています。
これを達成するため、今後様々な法改正や施策が成されていくことでしょう。
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【2016年5月27日】介護離職
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社会保険労務士 板垣ゆりか
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