平成26年度 地域別最低賃金額改定の目安について
2014年08月20日(水)
中央最低賃金審議会で、今年度の地域別最低賃金額改定の目安について答申が取りまとめられました。
今後は、各地方最低賃金審議会で、この答申を参考にしつつ地域における賃金実態調査や参考人の意見等も踏まえた調査審議の上、答申を行い、 各都道府県労働局長が地域別最低賃金額を決定することとなります。
全都道府県を4ランクに分けてある各ランクの引上げ額の目安は、以下のとおりです。
Aランク 19円 千葉、東京、神奈川、愛知、大阪
Bランク 15円 茨城、栃木、埼玉、富山、長野、静岡、三重、滋賀、京都、兵庫、広島
Cランク 14円 北海道、宮城、群馬、新潟、石川、福井、山梨、岐阜、奈良、和歌山、岡山、山口、香川、福岡
Dランク 13円 青森、岩手、秋田、山形、福島、鳥取、島根、徳島、愛媛、高知、佐賀、長崎、熊本、大分、宮崎、鹿児島、沖縄
なお、今年度の目安が示した引上げ額の全国加重平均は16円となり、目安額どおりに最低賃金が決定されれば、 生活保護水準と最低賃金との乖離額は全都道府県で解消 されます。
金久保眞理
★平山社会保険労務士事務所の就業規則作成サービス★
改正高年齢者雇用安定法、改正労働契約法への対応実施中!
就業規則見直しをご検討の方はこちらへ
https://www.roumu-shi.com