先日、こんなニュースがありました。
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高校生物の用語 「512語に」(日本学術学会)
・科学が進歩した結果、 高校教科書で扱われる用語が膨大になった
(現在の生物で、重要語句が約2000語)
・生物学が暗記を求める詰め込み科目だと誤解され、敬遠されてしまっている
・本来、生物学は知識ではなく「思考」で取り組むべき学問
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よかれと思ったはずが、逆に本来の目的が埋没してしまう、よくあるパターンです。
身近なところだと手持ちの洋服、店の品ぞろえ、エスカレーターの注意書き、学校の校則等にもそういう側面があるかもしれません。
「より良くしたい」、そうやって増やしたことで身動きが取れなくなったとき、本当に大切なものを見極めて『減らす』ことは難しいものですよね。
今回の提言にはこうも書かれています。
『今回の最も重要なねらいは、生物学が暗記科目ではなく、思考力を大きく刺激する魅力にあふれた学問であるというメッセージを送ることにある』
「必要なはず」という思い込みを捨て、余計なものをそぎ落とし、「何が大切か」「何を大切にしたいのか」に目を向けたとき、本来の魅力が輝きだすのかもしれません。
私たちの業務の中でも、お客様や働く方々にとって本当に大切なものは何か、を考えて、取り組んで行きたいと思っています。
