賃金テーブルの点検・是正・整備は、今回の法改正の重要ポイントのひとつです。
■賃金テーブル
自社に派遣社員向け賃金テーブルがない場合は、賃金等級を設定し、各等級の職務の内容、基本給・手当・賞与を賃金テーブルとしてまとめます。もし一般賃金と比較して不足がある場合は、改善が必要です。
職種が異なる労働者、地域が異なる労働者には、それぞれ該当する賃金テーブルが必要です。
■昇給のしくみづくり
派遣労働者が将来のキャリアプランを描けるように、スキルの向上でどう昇給していけるのかがわかるようにするため、昇給のしくみづくりを整備します。
手順①:派遣労働者の職務の内容、成果、意欲、能力、経験等の向上があった場合に、職務と密接に関連する基本給・賞与等が適切に改善されているかを点検します。
手順②:昇給等の賃金改善を決めるに当たっては、昇給の基準等が適切に定められているかを点検します。
手順③:手順①と手順②の点検によって、職務の内容、成果、意欲、能力、経験等の向上に対応して適切に昇給していない場合、又は、昇給の基準等が適切に定められていない場合には、昇給の額と決め方、評価の仕方を是正します。
(厚生労働省「不合理な待遇差解消のための点検・検討マニュアル」より)
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