著書紹介
社労士がやさしく教える 小さくても強い会社のつくり方 中小・零細企業の労務管理術
社会保険労務士平山久美子が20年の経験の中から、お客様に日頃アドバイスしていること、お客様からお聞きした成功や失敗の事例、そして社会保険労務士事務所を経営し組織作りを行いながら感じたこと考えたことをまとめた一冊。
小さな会社にとっては社員1人1人の働きが大きく経営に影響する。本書は採用から育成、退職等各フェーズにおいて会社にとって必要な人材を得るための実務ポイントを解説。
本の内容
小さな会社では、1人ひとりの働きが会社に与える影響は、大企業とは比べものにならないほど大きなものです。つまり、社長も従業員も、みんなが力を発揮して活躍することが重要であり、それを可能にする環境を整える必要があるのです。本書は、労務管理としての職場環境の整備や制度設計、また、従業員との付き合い方から心のケアまで、社員が意欲的に働き、会社として高い成果を生み出すための仕組みづくりについてやさしく解説します。
本の情報
著者 平山久美子
出版社 中央経済社
ISBN 978-4502472602
本書で紹介する事例・ノウハウなど
「この会社で働きたい」と思わせる、自社アピールのテクニックとは?
採用方法を変えてみると、ゼロだった応募者が一気に10人に!
個人の「働き方」を尊重して、優秀な社員をつなぎとめろ!
社長からの「感謝の言葉」が社員のモチベーションを上げる
困った社員が自ら辞表を持ってきた
女性の働きやすい職場作りが強い会社の秘訣!
社員のがんばりを目に見える形でしっかり評価しよう!
本の構成
第1章 無計画な採用が間違いのもと! 採用は計画的に
採用で失敗することは誰にでもある;労働条件を決める前に「理想の従業員像」を考えよう ほか
第2章 パートさんを上手に活用しよう
正社員以外にさまざまな働き方がある;非正規労働者とのトラブルが増えていることを知っておこう ほか
第3章 がんばった従業員に報いる賃金制度を作る
経営ビジョン、事業計画を確認しよう;賃金制度をはじめて作りたいとき(1)目的を考えよう ほか
第4章 困った従業員にはどう対応する?
困った従業員に多くの社長が頭を悩ませている;従業員に辞めてもらうことを決めたとき ほか
第5章 長く働いてもらうために必要なこと
メンタルヘルスの基本的な対応方法;ストレスに強くなる教育 ほか
付録 小さな会社のモデル就業規則
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小さな会社にとっては社員1人1人の働きが大きく経営に影響する。本書は採用から育成、退職等各フェーズにおいて会社にとって必要な人材を得るための実務ポイントを解説。
本をお読みくださった方からいただいた感想
・やさしくわかりやすく書かれていて、理解しやすかった。
・法律的な点よりも実務面がコンサル的に書かれていて実用的でよかった。
・経営という土台をしっかりと考えていて、テクニックや知識だけでないところがとてもよかった。
・経営コンサルタントが書かれているものは多いが社労士が書いていることが興味深い。
・小さい会社向けというところがよい。
・経営者は孤独である覚悟が必要(P.32)というタイトルが目に留まった。