同一労働同一賃金 特集ページ
2016年12月29日(木)
「同一労働同一賃金」
これが来年の大きなテーマの一つになりそうです。
日本では、パート等のいわゆる非正規雇用者の賃金水準が正規雇用の6割弱となっており、ヨーロッパ諸国が7~8割であるのに対し、低い値であることが問題となっています。
「ニッポン一億総活躍社会」を目指している今、この給与水準の低さが、非正規が活躍できない要因の一つと考えられているからです。
先日「働き方改革実現会議」において、「同一労働同一賃金ガイドライン案」が出されました。
これは、正規雇用者と非正規雇用者の間の不合理な待遇差の解消を目指して出されたもので、賃金の決め方はもちろん、慶弔休暇や休職制度にも言及しています。
また、厚生労働省は先日、「同一労働同一賃金特集ページ」を設けました。
先程言及した「同一労働同一賃金ガイドライン案」や、同一労働同一賃金に係るQ&A等が掲載されています。
今後、こちらのページにて情報発信していくものと思われます。
正規社員と契約社員やパート等で待遇が違う会社は多いと思います。
その待遇差が、例えば全く同じ仕事をしているのに設けられた不合理なものであれば、今後問題となってくるかもしれません。
こちらのブログでも、常に情報収集し、情報を発信していきたいと思います。
今年一年、こちらのブログを読んでいただいてありがとうございます。
来年もどうぞよろしくお願いいたします。
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【2016年7月21日】働き方改革
社会保険労務士 板垣ゆりか
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